「成功者」の不思議な偶然

Forbes12月号より

―いわゆる成功者と呼ばれる人たちが、自分の人生を振り返った場合に最も多く使われている言葉は何だろうか。

「努力」や「信念」だろうか?

最も頻繁に使われていた言葉は、

「偶然、」

「ちょうどその時」

「ふとしたことから」といった言葉だった。-

 

つい自分に悪いことが起きると、原因を自分に求めることなく、

「運が悪い」と言いがちだ。

だが、運は運ぶとも読めることから、良い運も悪い運も自分で運ぶもの。

何の努力もなしに、運を自分に運ぶことはできないだろう。

運は受動的に得られるものではなく、能動的に日々行動する結果得られる。

 

そして、幸運な出来事にするためには、

誰かと出会ったとき、本や映画を見たとき、

自分にとってムダなことだと認識するのではなく、

どんな意味があるのか咀嚼する能力があれば運をつかめるかもしれない。

 

ところで、先日こんな話を聞いた。

あるスナックでは、お客様に年末ジャンボ宝くじを一枚だけプレゼントしていたという。

常連というわけでもないAさんが、たまたま出張でそのスナックにふらりと訪れた。

Aさんも宝くじをもらったのだが、

なんとそれが当たったのである。

しかもうん千円ではなく、

うん千万円だ。

なんという強運だろう。うらやましい。。

 

すべての出会いに可能性を感じずにはいられない。

 

ForbesJapan (フォーブスジャパン) 2016年 12月号 [雑誌]

ForbesJapan (フォーブスジャパン) 2016年 12月号 [雑誌]