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私は小作女子。

 

 今、大学の先生に勧められて、「妖怪男ウォッチ」(著:ぱぷりこ)を読んでいます。 

妖怪男ウォッチ

妖怪男ウォッチ

 

 本書には、女をダメにする妖怪男がジャンル別に分析されています。

例えば、論理的?に女の子を攻めてくるコンサル男、自称ロジカル男、 次から次へと女の子とワンナイトを繰り返すスタンプラリー男などなど。

私(24歳女子)は、昨年から20歳上のソムリエさんに恋をしてしまい、 今年の春に自分から勇気をもって告白したら、見事にフラれました。 そのフラれたソムリエさんは、とっても紳士で優しかったから、このぱぷりこさんがいう妖怪男のどれにも当てはまらないだろうな~と思っていました。しかし、読み進めると、あれ?小作女子ってうちのこと?あれ?全部当てはまるぞ???私のキラキラ王子様ソムリエは、「恋心の搾取地主」に分類される妖怪男だったのか!!!そして、私が思っていた片思い・恋愛は、小作人として畑を耕していただけだったのか!!!うわあぁああぁあああ!!!と大変勉強になったので、その地主を出会い期・付き合い期・破綻期に分けてご紹介。

「恋心の搾取地主」

• [出会い期]

恋心の搾取地主は、チャラ男とは異なり、「イケメン!年収!女たらし!かわいいbot!女のコの腰に手を回す!」といったモテ要素はありません。照れながらデートのお誘い、かわいいよねなど、ときめきとロマンティックを、控えめに、しかしスマートに過不足なく与えていきます。

私が出会ったソムリエも、さりげなく「カワイイよね」とか、「普段一人だから、こうやって2人でご飯行けて楽しいよ。」とか、私の飲んでるお酒を「ちょっと頂戴」とか言ってくれてました。本書を読みながらドキドキ思い出が思い出されました。

ですが、地主は心の中では「多くの女の子に好かれたい」という欲望が満ちています。

いや、ソムリエは私だけに会ってくれてたはず!そんな輩ではなかったはずだ!!!

彼らが、自分に好意を寄せそうな女性に優しくするのは、「女性からの好意=男としての自信を付けるためのエネルギー供給源」だから。彼らは、自分の容姿、希望する仕事に就けなかったこと、男友達より低い年収など「他の男より自分は男として劣っているのかもしれない」というコンプレックスを抱えています。そのため、恋心の搾取地主は、なるべく多くの恋心を、なるべく長い間吸い上げる体制、「恋心の墾田永年私財法」を施行します。実は彼女がいても、キープ&キープ!!

うわあぁああぁあああ!!!

つらい!!!当てはまる!!! というのも、ソムリエは、清潔感もあり、イケメン(スカパラnargoさんに似てる。)だし、優しいし、お話も楽しいし、彼女がいないってのもあとから思えば変な話。そして、ルックスがいいのに、なぜか自分にとっても自信がないのがお話の随所に垣間見えました。なんでそんな自信ないんだろって、そこもハマってしまう要素になっていて。ちょっと影があるくらいが気になってしまう。。。私のようなくそほどポジティブ人間と付き合うことは、自信がない彼にとってメリットになるんじゃないか!!と勝手に恋心を抱いていました。

  • 付き合い期

女の子の付き合えるんじゃないかという期待は高止まりのままキープされます。結論から言うと付き合えません。定期的なデート、「かわいいよ」「一緒にいると楽しい。」など、「君だけに教える。」といった特別扱い、スキンシップ、などなど。

「どう見ても付き合っているのでは??彼女なのでは??」と思うような行動をしつつ、恋心の地主は、付き合ってほしいとは言わずセックスもしません。 彼らは、世間的に悪い、自分が悪者になることを嫌います。なので、手も出しません。「クリーンな自分」像をキープします。

小作女子も付き合いが長くなると、さすがに不安になります。ですが、「恋人っぽいけどまだ恋人じゃない男性に片思いしながらデートをし続ける」という状態にはまり込みます。 これこそが、搾取地主の求めるシチュエーション。他の男に流れそうもない女の子が、自分だけを見てときめいている。これほどの精神報酬はありません。「控えめで自分からアプローチをしてこないけれど、恋心がダダ漏れになるぐらいには素直な女」を小作ターゲットにした甲斐があったというもの。

まって、まって、まって、これ完全にうちのことじゃねえか!!!

ここから私の恥ずかしいダダ漏れエピソードが走馬灯のように思い出された。

・夕方早めの食事を済ましたものの、地主からごはんのお誘い。もちろん行き、地主がたくさん食事を頼もうとするので、「実はちょっと食べてきちゃって…。でも地主と一緒にいたいなって思ったから来ちゃった。笑」って言っちゃう。

・「昨日もメールしようと思ったんですが、悪いかなって思ってやめてて。でもやっぱりメールしたくなったので今しちゃいました!」ってメールしちゃう。

・その地主(ソムリエ)が働いているお店がまぁオシャレなお店で。24歳女子が行くには敷居が高いお店。でも、服も小奇麗な奴着て、頑張って会いに行っちゃう小作女子。

彼の低い自尊心を埋めるには、とっても好都合な私は小作女子だったのかーーー! 私的には、これだけ好きすきオーラ出してるんだから、告ってくれてもいいんだぜ?!20こも下の女子に手出すとかハードル高いじゃん?うちならあんぱいじゃん??はよ告ってくれないかなーって思っていました。 

女性陣は、普通に付き合いたいと思っているので、付き合えない状態が続くと、「私は好かれていないのかな?」「他に好きな人がいるのかな?」と不安な状態が続きます。 ズバッと聞く代わりに、地主の行動から自分への本気度を推測しようとします。

「将来の話や、自分の過去のプライベートな話をたくさんしてくれる・・・どうでもいい人にこんな話しなくない???」

「なんで七夕の日に、「今日、店暇だからこない?」って言ってくるの??オレは織姫か・・・???」

「地主の誕生日も時間作ってくれてる・・・好きじゃね?」

彼が自分のことを好きだと思えるエピソードは山ほどあります。どう考えても「彼は私のことが好き」という結論になります。そう地主が仕向けているのだから、当たりまえ

  • 破綻期

ええ、ええ。私のなかでは、その結論に至ったわけで。告白しました。

すると、「君のことは、好きなんだけど、付き合えないんだ。」と言われました。転職する彼の仕事のことや、私がもうすぐ社会人でどこかで働くこと、などなどいろいろ加味したら、付き合えないよねって。泣。笑。しかも、私が悪いとかは一切言わず、傷つけないように言葉を選びながら気を遣いながらお話されてるのが、逆に大ダメージ。笑。 ブスだから無理とかの方がマシな気がする。。。笑。ぱぷりこさんの言う、悪い人になりたくないってところはまた納得。笑。 ランチしながらフラれたんですが、美味しいはずのお料理の味は全くしませんでした。笑

フラれたけど、まぁ人に気遣いのできる優しい人を好きになれてよかったなーと美化。

このように、恋心の搾取地主は、ロマンティックな演出で恋心を高めつつ、「今はXがあるから付き合えない」という理由を与えて不安マネジメントして、小作女子がギリギリのところで自分に恋する状態をキープし続けます。この時点で、本命へアプローチしていたり、遠距離彼女がいたり、不倫していたり、ラブラブ彼女がいたりします。

うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

つらい。笑 

 

というわけで、本書は大変勉強になりました。

今後の対策としては、また地主に引っかかるかもしれないので、恋愛期間は3か月にしようと思った。3か月たったらこくる!おわり!! いつまでも地主に恋していても、時間だけが過ぎ、20代の若さという優位性を失ってしまいます。 小作系女子を自覚しつつ生きていきたい!

ていうか、なんで先生(男)この本読んでんだろ。笑